366: 名無しさん@おーぷん 2017/03/04(土)13:55:12 ID:NK1
まだ新婚だった頃の話。
近所のスーパーでレジのパートを始めて2ヶ月ぐらい経った頃に起こった出来事。

契約時間が終わって更衣室に向かおうと、店内の商品陳列棚の間を抜けてバックヤードに向かう途中、30代ぐらいのお客さんに声を掛けられた。

「鈴木さん?(仮名です)」と言われたので何故知ってるの?と一瞬不信に思いながらも「はぁ・・・」と認めてしまった。(考えてみれば胸に名札を付けてるので何故もくそもないんだけどw)



その瞬間、その女性が手に持っていたショルダーバッグを振り回し、顔面に側面から命中。
激痛に顏を抑える間もなく、蹴り上げられて殴られてボコボコに凹られた。
頭の中は真っ白。
とにかく逃げようとしたけど後ろからエプロンのヒモを握られて膝蹴り。

お客さんの悲鳴だけ、なんか知らないけどよく聞こえた。
やっと男性店員たちが止めにきて、私はふたりの男性に抱えられるようにしてバックヤードへ。

事務所に連れて行かれて「どうしたの!何があったの!」って聞かれたけど何も分からないし、怖くて震えて「わからない」しか言えなかった。

女性は守衛室に確保されて、その後警察がきてなんか色々聞かれたけど、本当に何も分からない。

まぁ読んでてお察しだと思うけど、人違いだった。
女性は食品レジと同じフロアの男性店員の奥さんで、夫の不倫相手が同じ店の鈴木さんって言う20代の女ってことだけで私だと思ったらしいんだけど、全国的に多い苗字で同じ店に当時5人ぐらいいたんだよね。同じフロアの鈴木さんが私ひとりだっただけで。人違いの理由があほらしくて涙が出る。

しかも後に分かった本当の不倫相手の鈴木さんは同市内別店舗の女性だったし。
傷害事件として被害届を出して、旦那の上司が紹介してくれた弁護士さんに間に入って貰った。



367: 名無しさん@おーぷん 2017/03/04(土)13:55:24 ID:NK1
その後弁護士を通して女の言い分を知らされたが、一応謝罪しつつも
育児ノイローゼだったとか、夫の浮気に悩んでたとか、精神的に追い詰められた状態だったとか、なんだかんだドラマちっくな言い訳ばかりで余計に腹が立った。そんなこと私には関係ないし。

失明しなかったから良かったものの、眼球に傷付けられたし
脇腹の打撲やら、転倒したときに手首の骨にヒビやら、あちこち痣だらけだったし。

それだけじゃない。
近所のスーパーだったから事情を知らない人に変な誤解されて
ひとりひとり誤解を解いて回るわけにもいかないし、こっちの方の精神的被害も相当なものだった。

なにも悪い事してないのに、なんでこんな目に遭わなきゃいけないんだって口惜しさと怒りと痛みで寝込んでしまった。

弁護士さんが頑張ってくれて、こちらには100%非が無く完全な人違いによる被害者であり
精神的にも肉体的にも相当な被害であること、また大勢の近所の人たちの前での暴行により
引越しを余儀なくされたこと、パートを辞める状況になったことなど、幾重にも積み重ねて慰謝料も上乗せしてプリウス1台分ぐらいぶんどった。

不倫は大嫌いだと言うのは大前提ではあるけど、あの奥さんに限ってはあんな頭の悪い感情的な女だからこうなったとしか思わない。
巻き込まれたこっちはえらい迷惑だった。



今までにあった修羅場を語れ【その21】